腎臓病で治療を進めている方も、そうでない方も気をつけていきたいのが、調味料の使い方です。
味の濃いものを好む方、若い頃から減塩を心がけてこなかった方は、調味料を容赦なくドバドバとかけてしまいがちです。

腎臓病治療・予防として、食事を見直し、塩分量を減らしていくことが必須です。
調理の段階で気を配っていてもその後、調味料として塩分の多いものを付け加えすぎては、何の意味もありません。

とんかつにソースをたっぷりかけないと、気がすまないという方、いませんか?
お刺身は刺身醤油でしょ!という方、多いと思います。
ステーキは塩コショウが最高だ!と山ほどかけていませんか?

気持ちは分からなくもないのですが健康を考えると、できればこのような考え方や行動はあらためた方が良いです。
ソースやお醤油は減塩のものを選び、それをちょっとだけ使う。
塩は美味しいですが、どうしてもかけすぎてしまうので、できれば、お酢やレモンを使っていただくのがベストです。
つけ方も、上からかけるのではなく、小皿に調味料を入れて、そこにちょっとつけるような感じで調味料を使うと、量を減らせます。

医療法人中央内科クリニック