腎臓病の方は、しっかりと睡眠をとり、その日の疲れをリセットして次の日に、疲労を残さないような生活をする必要があります。
これまでもこのコラムで、いろいろなお話をさせていただきました。
今回が睡眠に関する最後のコラムとなります。

温度、湿度、光、音などの睡眠環境を整えたのに、なぜかよく寝付けないという方、もっともっと、ちょっとしたことをチェックしてみてください。
例えば、パジャマの肌触りや手や足の隙間から、冷気が入ってくるなどのデザイン。
寝具の肌触りや重さ軽さ、そして寝具が動いたときのわずかな擦れ音。
枕の高さ、敷布団の過多さやわらかさなど、すべてパーフェクトでないと、本当にわずかなことでも不快に感じたり気になったりして、睡眠が浅くなってしまうものです。
自分に合ったパジャマや寝具にして、わずかでも音がするものを排除し、心地よく眠れるように工夫しましょう。

また、睡眠と香りは少しだけ関係性を持っています。
有名ですが、ヒノキやラベンダー、カモミールなどの香りは、スムーズな睡眠へと導く香りです。
夜寝る前に、アロマテラピーなどを楽しむのもおすすめです。
このようなアロマテラピーなど、ちょっとしたことで、深い上質な眠りを手に入れることができる場合もあります。
ただし、アロマに関しては、個々の体調によって不向きなものもありますので、必ず医師に相談してから取り入れてください。

医療法人中央内科クリニック