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もし本当に災害が起きてしまい、避難所で過ごさなければならなくなった場合、腎臓病患者様の場合、食事はどのように気を付ければよいのでしょうか?

災害後、落ち着くまで配られるものは、おにぎり・菓子パン・バナナなどが一般的です。
タンパク質や塩分、カリウムの量を気にしながら摂取する量を調整しなければなりません。
そしてエネルギーはしっかり摂れるようにしていく必要があります。

これがなかなか難しいところなのです!
そこで重要になってくるのが、腎臓病非常食をきちんと用意しておかなければならないということです。
最低でも三日分、できれば一週間分の腎臓病非常食を用意しましょう。
避難所で配られる配給物と、自分絵用意しておいた腎臓病非常食を上手く融合させて栄養を摂っていきましょう。

炊き出しなどの準備が整ってきますと、衛生面を考えて肉や魚、野菜を煮込んだ類の食事やカップラーメンなどが配給されるようになってきます。
これらは、カロリー面では問題ないと思うのですがやはり塩分やカリウムの量が多くなりがちです。
そのため、いただく際にはかなり気を付けなければなりません。

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