ADPKDについて

常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)とは?

常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)は、腎臓にのう胞(尿の貯留した袋)が多数でき、徐々に大きくなることで腎機能が低下していく遺伝性の病気です。70歳までに半数の方で人工透析が必要になるといわれおり、人工透析を受けている患者さんの約3%の患者さんが、ADPKDが原因になっています。30~40歳代頃までは、ほとんど症状があらわれないことが多いですが、のう胞が大きくなるにつれて、お腹のまわりが太くなり、痛みや血尿、尿路結石やのう胞の感染症などがあらわれることがあります。

ADPKDの診断・治療について

ADPKDは、遺伝するタイプの腎臓病としては最も多い病気で、国内に4,000人に1人の割合で患者さんがいらっしゃいます。家族にADPKDの患者さんがいるかどうかや、超音波やCT、MRIなどの画像検査によって、比較的簡単に診断することができます。特に身内でADPKDにて透析をされている方がいらっしゃる方々には、一度当院に受診されることをお勧めいたします。当院はADPKDに対して、バソプレシン受容体拮抗薬であるサムスカの投与が可能な施設です。サムスカを継続して服用することにより、透析に至るのを遅く出来る可能性があります。
ADPKDは平成27年から難病助成の対象疾患となり、進行の早い方や重症な方では、手続きをすることで自己負担額が軽減されます。ご不明な点がありましたら、些細なことでもご相談ください。

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