人工透析

人工透析について

腎臓の代わりに、血液を人工的に浄化していく方法が「透析療法」です。透析には「血液透析」と「腹膜透析」の2種類あり、現在は血液透析を受けている方が圧倒的多数です。

  • 血液透析 → 血液を体の外に取り出し、透析器で循環させて尿毒素などを除去した後、体に戻します。
  • 腹膜透析 → 腹腔内に直接、透析液を注入し、一定時間貯留している間に腹膜を介して尿毒素、水分や塩分を透析液に移動させます。その後、透析液を体外に取り出し血液浄化を行います。

中央内科クリニックの透析について

患者さんと共に歩める透析医療を目指して

呉市の当院では「On line HDF」を軸に、患者さんの症状と希望に合わせたさまざまな透析に対応しています。
また、在宅透析に関しても指導マニュアルを用いて、利用条件に合った方に安全で安心な在宅透析をお勧めしています。

On line HDF(オンラインHDF)とは

HDFとは血液透析にろ過を加える方法で、その中でもオフラインHDFとオンラインHDFの2種類があります。
オフラインHDFの場合、補液バックに入った薬剤を補充液として使用します。したがって、ろ過するために足される補充液量は少量です。
一方、オンラインHDFの場合は、透析液をそのまま補充液として使用します。そのため、ろ過するために足される補充液量が多くなって、より多くの老廃物を取り除くことができます。
しかし、これには厳重な透析液の水質管理が必須となってきます。呉市の当院では最新機器を導入してそれを補い、平成24年からは保険適用されているオンラインHDFを採用しています。

血液浄化療法

閉塞性動脈硬化症に対するLDL吸着療法
慢性関節リウマチに対するL‐CAP療法
On line HDF
個人処方透析
リクセル吸着療法
腹膜透析

在宅血液透析

在宅血液透析は、患者さんの自宅に透析の装置を設置し、ご自身で透析の準備から穿刺(針を刺す)、片付けを行う、血液透析です。
在宅血液透析は、ご自身の生活スタイルに合わせて透析のスケジュールを組むことができます。また、透析回数の制限がなく、透析を毎日行うことも可能なため、透析量を十分に確保することができます。
在宅血液透析は、腎移植に劣らない成績を得られており、施設透析に比べて、合併症が少なく、生命予後の改善に期待が持てます。

(※装置の設置については、施設から無償で借り受けます)

透析治療の流れ

透析スケジュールはあらかじめ決定し、決められた日時に来院していただくようお願いしています。
冠婚葬祭などやむを得ない理由で透析日、時間帯の変更を希望される方は、早めに申し出ていただきますようお願いしています。ご不明点がある方は呉市の当院へ何なりとお申し出ください。

1. 透析前

患者さん個人専用の靴入れ、ロッカーを利用し、着替えなどの準備をしてスタッフのお知らせを待つ

↓

2. 体重測定

スリッパを履いたままで体重測定を行ってください。

↓

3. 透析中

当院では自動血圧計により患者さんの血圧管理を行っています。テレビの視聴は無料ですので、視聴時にはイヤホンをご利用ください。

↓

4. 透析後

体重測定をしてから帰宅してください。

合併症の対策について

時季的な感染症(インフルエンザ、嘔吐下痢症など)には十分気を付けていますが、ご心配な方には個室透析(一部屋)を用意しています。
また、毎日ドクターが3名交代で回診を行っており、きめ細かな症状の変化に対応。安心して透析が受けられるよう、万全の態勢を整えています。

その他の合併症

貧血(エリスロポエチン不応性)
二次性副甲状腺機能亢進症
アミロイド骨関節症
アルミニウム骨症

よくある質問

Q

食べ物の制限はどれくらいありますか

A

患者さんによってさまざまですが、当院では専任の栄養士が在中しており、食生活に関するご相談や栄養指導などに細かく対応していますので、ご安心ください。

Q

透析時の体調不良はどうすればいいですか

A

フロアに常駐しているスタッフにお声掛けして下さい。体調不良で声が出せるかどうかご心配な方は、事前にスタッフに申し出てください。

Q

シャントの異常が気になるのですが

A

シャントに関しては、清潔を保つことなどを注意いただいています。当院では、スタッフによるシャントエコー管理及び、穿刺前に理学的所見を確認しております。異常があれば医師の診察の上、PTA(経皮的血管形成術)を行うことも可能です。

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